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2011年8月 8日 (月)

良寛詩

其の人此に有り、好んで無用の貨を集む、惟自身の快を取りて、従他(さもあらばあれ)妻子の罹(うれひ)。
こんな人がここにいますよ、無用の物ばっかり集めて、てめえばっかり悦に入って、妻子のことなどは二の次三の次。
客来れば俄かに之を羅(つら)ね、宛として陶家の児の如し、将に謂ふ好箇手と、傍人のわら(口に山一虫)ひを免れず。
客が来りゃあそやつを並べ立てて、瀬戸物屋が人形を陳列して喜んでいるように、いやはやたいしたもんなんだけれど、人はみんな笑うんです、どことなく無用の長物良寛和尚ですか、一人悦になんか入ってないですがね、あっはっは傍人の笑いを免れず、乃至妻子もなく。

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