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2011年8月 8日 (月)

良寛詩

由之と酒を飲み楽甚し
兄弟相逢ふ処、共に是れ白眉を垂る、且らく太平の世を喜び、日々酔ふて痴の如し。
由之は良寛の弟、どうしようもない昼行灯の兄は出家して、弟に家督を押し付け、たといあれこれあるたって共に眉毛白髪になって、太平の世を喜び、 昨日も今日も飲んでは阿呆のように酔っ払い。お互いに議論しだからどうのというろくでもない談義じゃないんです、生きるとは何早く答えの中にどっぷり漬 け。
有願老人の説法を聞く
狗肉を割かんと欲して、当に楊に羊頭を掛くるなり、借問す臭を逐ふ者、優々卒ひに休々たり。
犬の肉を羊だと云って売る、世の中のことまさにこれです、みんな仲良く平和にもいきなりミサイルぶっぱなすのもたいてい同じですか、つまらんので す。この老人ちっとは苦労したんですか、悟ったというやつをひっぺがして、仏本来をかくの如くと、説くよりは見本を示すよりなく、酒臭くない上物の酒をと いったって、発酵せにゃ酒にならんです、曹洞宗道元禅師の無二の法門、悟るということを知らない、さらに坐禅を忌み嫌う連中のごんずい塊、これじゃ話の外 です。臭を去るには優々ついに休休たり、悟跡の休かつを長長出ならしむ、良寛のほかにだれ一人いなかったでしょう。

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