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2011年8月 8日 (月)

良寛詩

医正藤江に代って人に答ふ
総て世用に疎きが為に、能く終身の間を得たり、艾をひね(てへんに門)って酒銭に供し、棋を囲んで残年を送る。
今の世世用に疎いんじゃじきにホームレスですか、わっはっは数の論理ではなく数の倫理だけがまかりとおる、すると坊主組合みたいに自閉症ごんずい 塊で、食えなくなってようやく反省する、能く終身の間を得たりと、自分に立ち返るゆとりがなきゃ、そりゃなんのために生まれたのかわからん、もぐさをひ ねって酒銭にして、碁を囲んで残年を過ごす、年金貰ったらちったあ人の暮らしすりゃいい、人に戻るのはひょっとして並大抵のこっちゃなく、朝打三千暮打八 百ですか、人間らしい批評の鋭さなど云ってる分には遠くて遠し。
京に行く人を送る
相逢ふて未だ幾許ならず、錫を飛ばして翆微を下る、山川是れより遠く、涙は洗ふ林下の扉。
日常もんみな詩の言葉になっているんだな、良寛音楽たといみんな仲良く平和にのまだるっこしさなし、モーツアルトの鋼に似て水のように切れる、たった一人生きて行くことを学ぶには遅いといったって、学ぶほかはなし、はい。

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