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2011年8月 8日 (月)

良寛詩

天放老人
千峰凍雲合し、万径人跡絶えたり、毎日只面壁、時に聞く窓にそそ(さんずいに麗)ぐの雪。
達磨さん面壁九載に慧可大師の風景のような、天放老人は西蒲原郡粟生津村の儒者鈴木隆造。このように坐ること物真似やつとめてではできないんで す。ただこれ坐るしかないことを知って坐る、なにもかも擲って坐ると、坐のほうから答えてくれます、自ずからなるというその自ずからなるが消えうせる、無 為の真人面門に現ずるんです、智慧愚痴般若に通ずと。
贈鈴木陳造
草庵風雪の裡、一たび投ず相思の詩、知らず何を以てか報いん、翰を含んで所思には(りっしんべんに鬼)ず。
五合庵の風雪ですか、鈴木陳造は隆造の弟です、相思の詩に投ずとありますから親交があったんでしょう、なにをもってか報いんと思えば思うほどに、あれやこれやして恥かしいばかりだというわけです、はい。

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