« 良寛詩 | トップページ | 良寛詩 »

2011年8月 8日 (月)

良寛詩

虫鳴いて正によう(瓔の王ではなく口)々、煙火四隣を弁ず、城中の夜に似ず、せき(析に斤にノ)を撃って辰を報ず。
虫が鳴いてようようという、永く尾を引くさまですか、すずむしの次はこおろぎ、火を燃やす煙ばかりが隣有りというんですか、城中町の中の夜のよう ではない、せきというかいしゃくというんですが拍子木と同じ、これを打って時を知らせる、叢林のありようですか。一人住まいの五合庵には不用。
柴を焚いて永しなへの夕を終え、農談箇亦無し、寄語す名教の士、じ(玄玄)来淳をうす(さんずいに堯)うする勿れ。
柴を焚いてとこしなえの夕ですか、まあそんなふうです、百姓一人ぽっつりというありさま、仏祖の語録を見るが如く、こうしてこうあってせっかくの大ひまを空しいものにしてはいかんと、なんかあんまりぴったり行かない詩ですか。

|

« 良寛詩 | トップページ | 良寛詩 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 良寛詩 | トップページ | 良寛詩 »