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2011年7月 4日 (月)

良寛詩

柳娘二八歳、春山花を折りて帰る、帰来己に夕、疎雨燕支を湿す。
柳家の娘は十六歳、春の山に花を手折って帰る、帰ってきてもう夕方になる、しっとりと降る雨にべにの花が塗れ。
頭を回らして待つ有るが如く、裳をかか(寒のてんてんを衣)げて歩むこと遅遅たり、行人皆ちょ(イにうかんむりに丁)立し、道ふ誰氏の児と。
首をめぐらしてだれかを待つような、もすそをかかげて歩み遅く、人みなただずんでありゃあどこんちの子だと云う、いやもって巧みなる表現乃至は鮮烈ですか、柳には燕なと。

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