« 良寛詩 | トップページ | 良寛詩 »

2011年7月 4日 (月)

良寛詩

四大当に不安、累日枕衾によ(イに奇)る、まがきは荒る積雨の後、窓は寒し修竹の陰。
四大不調具合が悪くって、終日布団にもぐってるわけです、雨降ったあとの荒れた垣根、笹竹のかげがうつって寒い窓。良寛の自然描写が深刻身にせまるありさま、詩人の技量もさすがですが、身心無うしてそのものずばりなんです。
幽径人跡絶え、空階蘚華深し、寥落此の如き有り、何を以てか我が心を慰めん。
人の絶えたおくぶかい路ですか、石段は苔の華にうずもれ、うらぶれて寝込んだっきり、我が心を慰めるもののあるはずもなく。
仏孤俊、たったのひとりぼっちも全世界全宇宙も、病気で寝込んでいてはさまにならんですか、人のことをとやこう云えた義理じゃないです、ほんのまあ爪から先のこともどーもならんです、生活日常これ。

|

« 良寛詩 | トップページ | 良寛詩 »

コメント

私も久しぶりに夏風邪をひいたようで、喉の奥がおも苦しいです。
趣味で俳句をやっていますが、病の俳句はあまりお目にかかりません。やはり、良寛さんは、病も詩のネタになるのですめね。感心します。今 私は「戦中派の生死観」吉田 満 著を読書中ですが、敗戦後66年を経て、東日本大震災に見舞われ、その対策や復興の様子を視ていると、吉田 満
さんの言う如く、大東亜戦争の総括が個人の手でも、地域でも、国全体でなされていない事が大きく跡をひいていると考えます。(子規は別)

投稿: 有家浩 | 2011年7月 4日 (月) 02時04分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 良寛詩 | トップページ | 良寛詩 »