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2011年7月 4日 (月)

良寛詩

伊(これ)昔経過せし処、独り往く此の頽顔、池台皆零落し、人事幾たびか変遷す。
ここは昔通ったところだ、独り行くこのまあ衰えた顔が、界隈みな零落して、人移り世は変る。
山は海門に到って尽き、潮は夕陽を帯びて還る、浮沈千古の事、錫を卓てて思い茫然。
山は海辺に到って尽き、潮は夕陽をおびてかえる、浮沈千古のこと、錫杖を立てて思い茫然。
浮世離れの良寛ですか、せこせこ流行に後れまいと停年まで来て、定年後もあくせくには個の感慨なし、個を抜きん出て天上天下吐く息吸う息、はーてさて錫をついてまた一歩きってのどうです、そりゃもうまったく別格のこたないです、しかもこれ唯我独尊事。

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