良寛詩
四大当に不安、累日枕衾によ(イに奇)る、まがきは荒る積雨の後、窓は寒し修竹の陰。
四大不調具合が悪くって、終日布団にもぐってるわけです、雨降ったあとの荒れた垣根、笹竹のかげがうつって寒い窓。良寛の自然描写が深刻身にせまるありさま、詩人の技量もさすがですが、身心無うしてそのものずばりなんです。
幽径人跡絶え、空階蘚華深し、寥落此の如き有り、何を以てか我が心を慰めん。
人の絶えたおくぶかい路ですか、石段は苔の華にうずもれ、うらぶれて寝込んだっきり、我が心を慰めるもののあるはずもなく。
仏孤俊、たったのひとりぼっちも全世界全宇宙も、病気で寝込んでいてはさまにならんですか、人のことをとやこう云えた義理じゃないです、ほんのまあ爪から先のこともどーもならんです、生活日常これ。


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