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2011年6月27日 (月)

良寛詩

孤拙と疎傭と、我れは出世の機に非ず、一鉢到る処に携へ、布嚢也相宜し。
一人きりですか、自分の判断をのみ尊重するんですか、あるいはどうしようもなく一人花開くんです、生まれつき疎遠です、天才性能というそりゃ生き 残るための必死の努力ですが、疎傭ものうしと、世の中ついに出外れてあっはっは云うことなし、我れは出世の機に非ず、虎を描いて猫にもならず、元の木阿弥 栄蔵生と、いつんころからこう自覚するんですか、人また一鉢携えて至る所にという、他まったくなしを知る、布嚢とこれっきり。
時に寺門の側らに来たり、偶たま児童と期す、生涯何の似る処ぞ、謄謄且らく時を過ごす。
世界に冠たる良寛禅師、乞食坊主がなすことがきどもと現を抜かす、生涯誰にも似ず、ゆにーくなことは天上天下唯我独尊、ぬーっと棒杭のように現れ て、まったく他なしは哲学も思想も宗教もいいことしいもなーんにもなし、これぞただの人。破れ衣万歳です、人類史すなわち良寛です、わしはそう云ってはば からんです、なあ一休さん。

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