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2011年6月 6日 (月)

良寛詩

我れ世間の人を見るに、総て愛欲の為にはか(竹かんむりに寿)る、之を求めて得ざる有れば、心身更に憂愁す。
世間愛欲のためにすと、そのほかのことがまるっきりない、つまりこれ閉塞社会です、自殺の多いのはこのためですか、以前は少なくとも愛欲あるいは 自我のためのほかになにかるはずという常識があった、歌も俳句も妄想我欲のまんま突っ走るバジリスク、どこにもほうっと息つくところがない、なんたら情け なさ。
たと(糸へんに従)ひ其の欲する所をほしいまま(次のしたに心)にするも、終に是れ幾春秋ぞ、一たび天堂の楽を受けて、十たび地獄の囚となる。
いいこともわるいことも永続きはしないですか、得意絶頂の次には奈落の底、もって六道輪廻たらいまわしです、おぎゃあと生まれて七歩歩いて天上天 下唯我独尊、これ如来仏です。坐って天堂の楽を受けってこと十二分にありますよ、および七転八倒地獄極楽餓鬼畜生、なーにさかすっともかすらないこと請け 合い。

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