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2011年6月20日 (月)

良寛詩

生涯身を立つるにものう(りっしんべんに頼)く、謄謄天真に任す、嚢中三升の米、炉辺一束の薪。
生涯身を立てるにものうし、なにものかになって生計を立てあるいは世のため人のためになろうとする、そうしたことがとうとう出来なかったというわ けです、人が人としてあるとはどういうことですか、おぎゃあと生まれた赤ん坊のまんまでいることは不可能、だったら何をどうするんですか。とうとうとして 天真に任す、一人病んで見てくれる人もなく二ヶ月を過ごす、あっはっはどんな気持ちですか、けものと同じに暮らすんですか、嚢中三升の米、炉辺一束の薪 と、良寛は末永く人類の故郷たるべき。
誰れか問はん迷悟の跡、何ぞ知らん名利の塵、夜雨草庵の裡、双脚等閑に伸ばす。
悟跡の休かつと長長出ならしむ、迷悟中の人たるを脱する久しく、露堂々ですか、草の庵に夜来の雨が降る、両足つんだしてぼっかり。

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