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2011年6月20日 (月)

良寛詩

誰か憐む此の生涯、柴門山椒に寄る、蓬こう(くさかんむりに高)三径を失し、しょう(土に薔のくさかんむるなし)壁一瓢を余す。
だれか憐れむこの生涯、柴の門には山椒が生え、仙人の歩くような道はすでにかき消えて、まがきには瓢箪が一つぶら下がる。
渓を隔てて伐木を聞き、杖に伏して清朝を過ごす、幽鳥更に鳴いて過ぎ、余の寂寥を慰むるに似たり。
谷の向こうから木を伐る音が聞こえてくる、杖をかかえて伏せっている清朝です、かすかに鳥が鳴いて過ぎ行く、わしの寂寥を慰めるものこれ。
ちったあ病気もよくなったんですか、寂寥かえって見にしみわたるんですか。

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