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2011年6月11日 (土)

良寛詩

索索たる五合庵、室は懸けい(馨の香を石)の如く然り、戸外杉千株、壁上げ(喝の口をイ)数編。
索索たる淋しいなんにもないさま、五合庵です、大正時代に建て直したそっくりさんが今もあります、ほんになんにもないです。室は懸けいの如くとは中国の左伝という書にある、空しいありさまだそうです。外は杉林で、壁にはげじゅ数編、禅語をかかげるんですか。
釜中時に塵在り、甑裏更に煙無し、唯東村のそう(由に又)あり、時に敲く月下の門。
釜んなかにちりがたまる、かまどには煙が立たず、時に東村に男があって、月明かりに戸を叩く、あっはっはすっからかんです、たいていだれとも付き 合わないのは、付き合ったって埒もないんです、世間話も常識ごともないです、付き合いは疲れるばかりですか、がきどもと遊んでいる、ようやく口を聞けるん ですか。銀椀に雪を盛り、名月に鷺を蔵す、類して等しからず、混ずる時んば処を知る。

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