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2011年6月11日 (土)

良寛詩

行き行きて田舎に到る、田舎秋水のほとり(さんずいに眉)、寒天晩に向っては(雨かんむりに斉)れ、烏雀林にかけ(皇に羽)って飛ぶ。
托鉢して行ったんでしょうほんにど田舎に来た、秋水のほとりは与板かどっかの川べりですか、寒い空です夕方になって晴れ渡る、烏や雀がねぐらを求めて林に飛ぶ。
老農言(ここ)に帰り来たり、我れを見る旧知の若し、童を呼んで濁酒を酌み、黍を蒸して更に之れを勧む、師淡薄を厭はずば、数(しば)し言(ここ)に茅茨を訪へと。
老嚢じっさが野良から帰って来た、良寛を見るに旧知の如くと、子供を呼んでどぶろくを持ってこいといって、そいつを酌んですすめる、黍を蒸して肴にして、師坊んさまこんな粗末なもんでよかったら、わしのあばら家へちいっと寄っていけと云う。

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