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2011年6月27日 (月)

良寛詩

天気やや(梢ののぎへん)和調、錫を飛ばして春遊を作す、渓かん(潤の王でなく月)水けん(絹のさんずい)けん、山林鳥しゅう(口に秋)たり。
天気はまず穏やかにして、錫杖を飛ばして春にたわむれ遊ぶ、谷間の水せんかん、山林に鳥はさえずりやまず。
或いは僧侶に伴って行き、復た友人に投じて休す、生涯何に似る所ぞ、汎たる彼の繋がざる舟。
坊主のあとについて行ったり、友人に出会って話し込んだり、わしの生涯はだれにも似ず、もやい綱を解かれた舟にょうに大海を漂う。
糸の切れた凧のように托鉢してついには明の国まで行こうとした良寛、人に似せて生活するのを世間という、似せるものなきを出世間という、ハーイまったくそりゃそのとおりです。

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