« 良寛詩 | トップページ | 良寛詩 »

2009年12月 1日 (火)

良寛詩

涼秋八九月、爽気山川を磨す、宿霧陰えい(叡に土)に凝り、初日層らん(糸言糸に山)に登る。
風景のまさにこのようなありさまを如実にする、涼秋八九月です、爽気山川をみがく、霧は谷を埋めて、ようやく日が登るありさま、大法のありようとは違うではないか、悟った人には別様に見えるはずという、たしかにまったく別様です、雪舟の絵がこれをよく表しています、でも人の慣れ親しんだ言葉を用いてもなんら不都合はないんです、良寛の歌が法語と同じに見えるのは、別段特異事情によるものではないこと、よくよく参じ尽くしてこれをつぶさに見て下さい。
宝塔虚空に生じ、金閣樹しょう(木に少)に懸る、絶けん(山に献)飛流そそ(さんずいに麗)ぐ、積波通天に接す。
香聚閣というお寺だそうですこりゃもう立派な大伽藍ですか、それとも詩の抜群ですか、宝塔仏舎利を奉る五重塔ですか、金閣は仏殿法堂ですか、物の見事に大自然の中にある、飛流そそぐ、滝があったりするんですか、山並みを重ねて天に通ずと、詩作自在は必ず習い覚えたものに追加する、良寛の独創は凡庸の手段ではないです。

|

« 良寛詩 | トップページ | 良寛詩 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 良寛詩 | トップページ | 良寛詩 »