« 良寛詩 | トップページ | 良寛詩 »

2009年12月 8日 (火)

良寛詩

neoneoneoneoneo
たれか(熟のてんてんのないやつ)能く四載に乗じて、此の民をして依るところ有らしめる、側に里人の話を聴けば、今年は黍しょく(のぎへんに田友)滋く、
四載春夏秋冬を四つの乗り物にたとえる中国古来の言い方、この民をたよるところあらしむる、なんとかしてやる方法はないものか、里人の話を聴けば、今年はしゅしょく、穀物の稔りはよく、
人工は居常に倍し、寒温其の時を得、深く耕し疾くくさぎり、しん(日に辰)に往きて夕に之を顧みたりと。
人のまた常に倍して面倒をみたと、深くたがやして草を抜き、朝に行き夕べに見回りした、
一朝地を払うて耗す、之を如何ぞ罹ひ無けん。
それを一朝にして全滅です、これをなんとも思わずにいられようか。諸行無常盛者必衰という観念論ではなく、じかに憂い涙を流すさま、だからいわんこっちゃないなど云う坊主じゃないんです、ひでりの夏はおろおろ歩きという詩人ですか、いいえ悟りを開くとは、飾りっけなく無防備まるっぱだかなんです、まずもってこれを知って下さい。

|

« 良寛詩 | トップページ | 良寛詩 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 良寛詩 | トップページ | 良寛詩 »