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2009年12月23日 (水)

良寛詩

ひ(雨に非)々たる連夜の雨、桃李其の紅をの(舎に予)ぶ、幽蘭階除に秀で、芳馨簾ろう(木に龍)を覆ふ。
ひひとして降るけっこう激しく降ったりするんですか、雨続きに桃も李も花に咲く、春蘭はきざはしの下に花をつけ、えもいわれぬ香りに覆われるというんです、春浅い越後の風物を実によく表しています、身にしみて味わう姿ですか、食い足り満ちたりの人にはかえって疎いです。
此の夕何の夕ぞ、戚々無従に苦しむ、吾が堂上の琴を移し、絃歌して時に衷を写す。
戚戚うれい苦しむさま、つらい思い逼迫の時がある、そういうことをおれは悟ったから仏だからといって、押さえ込むことをしない、坐禅のこれが本来です、かすっともかすらずのおろか丸出しです、どうしようもないときがある、天井から琴を下ろして爪弾きながら歌う、こころを写すありさま。

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