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2009年12月19日 (土)

良寛詩

春宵夜将に半ばならんとし、殊に覚ゆ寒さの肌を侵すを、地炉たれか炭を添ふる、浄瓶手ずから移すにものう(りっしんべんに庸)し。
春になっても越後は寒い、三月四月まで雪がある、夜はことのほか寒い、炭を添えようたってもうなかったりして、じんびん浄瓶は仏に処するには手を清め口をそそぎした、中国伝来の坊主の持ち物、水の国日本では次第にすたれたんですか。
徐々に衣掌を整のへ、軽々柴扉を推す、千岩同じく一色、万経人行絶えたり。
おもむろに衣に手甲脚伴を付けたんですか、そうしてかるがると柴の戸を押す、千岩同じく一色、ものみな同じに見える寒さの朝です、万経人の行くなし、人っ子一人いないんです。

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