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2009年12月 3日 (木)

良寛詩

杳杳津を問ふの客、汎汎渡を競ふの船、州渚何ぞ微茫たる、杉檜の翠餐すべし。
杳としてというまったくわからないほどの津は港ですか、汎とはただようさまですか船を渡す、彼岸にわたる法の舟、あんまり広大あんまり渺茫、砂州も渚もちんぷんかんぷん、まあさ杉檜の緑でも食っておけ。あっはっはこりゃどう読んでもそんなふうにしか聞こえないけどな、風景とすりゃ面白いけれど、やっぱりこれご立派なお寺の姿ですか、ようもわからんどうぞご勝手に。
伊昔か(暇の日のかわりにしんにゅう)異を貴び、足跡殆ど遍ねからんとす、如今此の地に遊ぶ、佳妙信に宣べ難し。
伊昔はむかしです、かい遠くへだたりたるところと、地の果てまでですか、托鉢行脚して行く、ほとんど行かぬところなしというぐあいです、清の国へまで足を伸ばすはずだった、そうしてたった今ここにいる、いやもうそのすばらしいことは言葉もなくと。

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