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2009年11月21日 (土)

良寛詩

之則の物故を聞く二首
人生百年の内、汎として中流の船の如し、縁有り因無きに非ず、誰れか心を其の辺に置かん。
之則ゆきのりは武左衛門という地蔵堂町の庄屋。人生百年のうちです、汎広大はてなきさま、中流の船の如しとはこれ人みなの実感ですか、背まーいこれっこっきりだってそりゃやっぱり同じこってす、因縁の有るというまた無きにしもあらず、そりゃほんとにそうです、だれかれくんずれほんずれじゃないです、誰か心を辺、寄り付く岸ですか、だからこうだおれはという、次にはまったく別の岸ですか、なにがどうあるべき、たとい無二の親友も明日は朝露。
昔二三子と、こう(皇に羽)翔す狭河の間、文を以て恒に友を会し、優遊云に年を極む。
むかし幾人か仲間を語らって、こうしょう、得意がって狭河の間、西川という地蔵堂を流れる川があった、広大無辺の仏の世界ではなく、文をもって付き合う文人才子の集まりです、優雅に遊んでここに年を極める、さようならというんです。良寛の書もあり歌もありなかんずく詩は抜群です、文人として右に出る者なし、おそらく永遠に残るでしょう、ほんとうにただ書く文字、王義之の他にそんな人めったにないです。

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